吉田アイエム研究所は、温泉水を元に皆様の悩みを解決する商品を生み出す企業です

吉田アイエム研究所のあゆみ

代表 吉田透の軌跡

「温泉好きのお年寄りの肌は、
つるつるして色つやがいいのはなぜ?」
「温泉に行くと痛いところや肩こりが
良くなるのはなぜ?」

これらの疑問がきっかけで、
温泉ミネラルのさまざまな力の研究
駆り立てられました。

温泉の持つ不思議なパワーに
魅せられました

ある温泉で出会った人がこんなことを言うのです。
「おやじも兄弟もみんなハゲているけど、
俺は温泉に入っているからハゲてない!」

その話を聞いて、はじめのうちは「そんなばかな!」と思いました。
ところが、だんだん温泉の研究をしていくと、この話もまんざらウソではないと思えるようになってきたのです。

水の中のミネラル、特に温泉ミネラルにはさまざまな力があるといわれています。
くしくも、鹿児島は全国屈指の温泉地。
透明で何も見えないためにいろいろな説がまかり通っていますが、温泉の持つ不思議なパワーに魅せられた私は、次第にもっともっと温泉成分について追求したいと思うようになったのです。

はじめは
お肌に悩みを持った方との
出会いがきっかけだった

あるとき、肌トラブルでお悩みの方との出会いがありました。
この方は、当社のご近所に住む30歳過ぎの方です。
産後に敏感肌になり、全身がケロイド状で、かさぶたとジュクジュクで皮膚の表面はまっ黒になっていました。
見るに見かねて、彼女のお肌のために温泉水を使ったローションをつくりました。
当時は手探りの研究でしたが、しだいに彼女の肌の悩みは軽減され、職場復帰ができるまでになったのです。

それならば、肌トラブルのない方にもこのローションを使っていただいたところ、思いもかけない良い効果があらわれました。
自分が研究を重ねて開発した商品が助けになり、肌のトラブルを抱えて困っている助けになるなんて!
本当に幸せな生活を取り戻した方々がいることに、大きな喜びを感じました。
そして、試作品にさらに改良を加えて、化粧品リモネアシリーズを発売することになりました。

化粧品の名前には、「Rich More Nature(リッチ モア ネーチャー) 」
「もっと自然を豊かに」という気持ちをこめ、「リモネア」と名づけました。

最初はご近所の方のために
「リモネア」ローションを作りました

職人気質の発明家が
化粧品つくりへ!?

私は、もともと機械作りは得意で発明好きでしたが、化粧品について熟知していたわけではありません。
『吉田君、君は職人だ』『東京ではそんなのは通用しない!』とは、20代のころ働いていた、東京の広告代理店での上司からの言葉です。
その後、オイルショックによる景気の傾きでリストラの対象になり失業し帰郷する羽目に・・・

「開発のヒントは現場にある!」

就職先もあまりない九州の片田舎で出会ったのが、パーマのヘアードライヤーのシェア80%以上を持っていた70歳のおじいさん!
すごい技術屋の社長でしたが、経営権を奪われて一から再スタートの時期に出会ったんです。
この方に開発の心得である現場主義を叩き込まれました。

しかし、その会社も資金不足で程なく倒産し、ふたたび失業・・・!
幸いにも、大手化学メーカーの系列会社でセールスエンジニアとして働くことができ、水産試験場、水道局の水の配管、農業用水・温泉給湯配管など、今日の基礎となった水の仕事にたずさわることになりました。

その後35歳のときに、焼酎やお酢(黒酢)、味噌、醤油などを作るときに必要な、麹カビの研究所に転職しました。
身近な発酵食品を通じて、「こうじ」「酵母」などの微生物の研究に没頭できたこの時期は、通常の1ヶ月間が1年間分にも値するくらい、充実したやりがいのある仕事をさせていただきました。

入社してわずか10ヶ月というころ。
若気のいたりからか、勢いあまって上司とケンカし、会社を辞めることになりました。
退職したものの、社長のことは偉大な発明家として大変尊敬していましたから、
「なんとしても、認められたい!」
「結果を出して、あの上司を見返したい!」

その一心で、一念発起して独立を決意しました。
(今は試練を与えてくれた当時の上司に感謝し、仲直りしていますからご安心を。)

一念発起して独立を決意しました

自然のもつ力を
目の当たりにして・・・

ほどなくして、考えついたのは、水の力を利用して、お茶などの農作物の遅霜の被害を防ぐ、凍霜害防止装置でした。
私の発明した装置は、あえて新芽に水をかけることによって、いったん新芽を凍らせて霜から守るという、普通ではちょっと理解しがたい発想から生まれました。
装置を開発する際に気づいたのですが、植物というのは敏感で素直ですね。
ほんの数十メートルとしか離れていない隣の畑でも、与える肥料、そして水によって、葉の色つやから味わい、匂い、栄養分までまったく異なるのです。

「植物は水によって大きく性質が変わる。
人間も同じにちがいない!」
次第に、その気持ちも強くなりました。

現在も続く温泉ミネラルの研究

同じ頃、温泉の給湯配管プラントなどの仕事もしていたのですが、いろいろな温泉に出入りするうちに、ある大きな疑問が湧いてきました。
それが「温泉好きのお年寄りの肌は、つるつるして色つやがいいのはなぜ?」「温泉に行くと痛いところが良くなるのはなぜ?」といった疑問です。
そして、温泉の不思議に魅せられ、現在も温泉ミネラルの研究を続けているんです。

温泉のプロだからこそだからこそ、画期的で自然の摂理を活かした商品が生まれました。

そして「自然に学び、自然にやさしく」、そしていつまでも愛用していただける正直な商品をお客様のもとにお届けしたいとの想いが、化粧品に限らず一連の商品づくりに今も貫かれています。

植物は水によって大きく性質が変わる。
人間も同じにちがいない!